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12月14日(土) 「日韓『働き方改革』フォーラム」

日韓「働き方改革」フォーラム

1 趣旨
労働問題に関心を寄せる、日本と韓国の市民、労働者、実務家、研究者が一堂に会して、両国で進められている「働き方改革」の実態と課題を明らかにします。
日本では、安倍政権によって推進されている「働き方改革」が多くの問題をはらみ、とくに現場で働く人々から、長時間労働や雇用の不安定化など、その新自由主義的な性格が激しく批判されています。フォーラムでは、日本の「働き方改革」の実態と問題点を諸側面から明らかにし、市民や労働組合がそれに対してどのような運動を展開しているかを報告します。
一方、韓国では、日本とは逆に、福祉国家構築を目指す動きが起こっています。ソウル市は、労働者の基本権を保障し、労働組合組織率を向上させる「ユニオンシティ」の旗を市長が率先して掲げ、ソウル市に雇用されている非正規労働者の無期契約職への転換も進めています。これに呼応して、文在寅政権もまた、「労働尊重」を公約の一つとしています。さらに、労働組合や市民運動も主体的に自らの立場を主張し、労働者の基本権を守る運動を多彩かつ強力に進めているのです。
フォーラムでは、韓国で「労働尊重」の流れを作った核となる人々をお招きし、韓国の現状を報告していただきます。そして、日韓両国の報告者や参加者による議論を通じて、日韓の市民や労働者、実務家、研究者間の緊密な交流関係を創り出していきたいと思います。さらに、労働者が人間らしく働く権利をめぐる問題が、政策決定においてもっとも重要な「軸」の一つとなるべきことを提起し、あるべき「働き方改革」の方向性を示していきます。

2 日韓「働き方改革」フォーラム実行委員会,韓国労働研究院,科学研究費助成事業 基盤研究(C)「韓国における家事・介護労働者の労働実態と組織化に関する研究」(課題番号17K04182研究代表者:横田伸子),科学研究費助成事業基盤研究(S)「雇用社会の持続可能性と労働法のパラダイムの転換」(課題番号15H05726研究代表者:和田肇),科学研究費助成事業 若手研究(B) 「同一労働同一賃金をめぐる労働政治に関する日韓比較」(課題番号17K13680研究代表者:安周永)による共催

3 日時:2019年12月14日(土)   9:30~18:00
4 場所:龍谷大学 和顔(わげん)館B201
5 対象:市民、労働者、実務家、研究者
学術的であると同時に現場感覚があり、日韓の労働問題についてわかりやすく伝わりやすいものを目指します

6 実行委員会
実行委員長:西谷 敏 氏(大阪市立大学名誉教授)
事務局:横田 伸子(関西学院大学教授)

7 プログラム(同時通訳あり)
2019年12月14日(土)
9:00~9:30 受付
9:30~9:40 開会のあいさつ
       
9:40~12:10 第1セッション 日韓「働き方改革」の実態と問題点
 座長:横田 伸子(関西学院大学教授)
日本側:上西 充子 氏(法政大学教授)
    「働き方改革の国会審議を振り返って―『多様な働き方』の言葉に隠された争点―」
熊沢 誠 氏(甲南大学名誉教授)
「安倍『労働改革』の虚実」

 韓国側:イ ビョンフン氏(韓国 中央大学教授)
     「文在寅政権の労働改革の内容とその評価」
     キム ジョンジン氏(韓国労働社会研究所副所長)
     「韓国の地方自治体の労働改革の内容とその評価」 
 コメンテーター:チョ ソンジュ氏(前ソウル市労働協力官)

12:10~13:00 昼食

13:00~14:30 第2セッション 公共部門の労働問題
 座長:イ ジョンヒ氏(韓国労働研究院国際協力室長)
日本側:上林 陽治 氏(地方自治総合研究所研究員)
「日本の公共サービスの非正規化・民営化の影響と解決に向けた道筋」
韓国側:チョン フンジュン氏(韓国労働研究院研究委員)
     「公共部門の非正規職の正規職化の評価と今後の課題」

 コメンテーター:安周永 氏(龍谷大学准教授)

14:30~14:40 休憩

14:40~16:10 第3セッション 企業別労働組合を超えて
 座長:伊藤大一氏(大阪経済大学教授)
日本側:但馬けい子氏(福祉・介護・医療労働者組合(ケアワーカーズユニオン)書記長)
    「介護保険崩壊とケア労働運動」
 韓国側:ナ ジヒョン氏(全国女性労働組合委員長)
     「全国女性労働組合による韓国の非正規女性労働者の組織化」
     チョ ソンジュ氏(前ソウル市労働協力官)
     「社会的脆弱階層の新しい労働運動の流れと可能性」
コメンテーター:キム クンジュ氏(韓国労働研究院研究委員)
      
16:10〜16:20 休憩

16:20~17:50 第4セッション 労働法制から見た労働時間問題
 座長:イ ジョンヒ氏(韓国労働研究院国際協力室長)
日本側:和田肇氏(名古屋大学名誉教授・特任教授)
    「なぜ長時間労働問題を解決できないのか」
 韓国側:キム クンジュ氏(韓国労働研究院研究委員)
     「韓国における労働時間短縮の法改正過程と評価」
 コメンテーター:中村和雄氏(京都弁護士会 弁護士)

17:50~18:00 閉会のあいさつ

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